タイトル:【不遇な狸】
投稿者:【サイトカイン】
内容:
今朝、出勤の際に国道で狸が死んでいました。
車にひかれたんでしょうね。かわいそうに・・・・
以前、子供たちと手を合わせた狸を思い出しました。
子供たちと実家に行った帰り道、道路で狸が死んでいました。
それを見つけたボーズが
「とまって!!!!」
思わず急ブレーキ。
「あんなところで居たら、あのタヌキはまた車にひかれてしまう」
そう言って、子供たちは車を降り、狸に走り寄りました。
小さかったボーズが真っ赤な顔をして踏ん張って抱き上げた狸。
よたよたしながら道路わきにそっと下ろしました。
土に埋めてあげたいけれど、土を掘る道具が何もありません。
子供たちはそれぞれ、使えそうな石や枝を持って走り寄り、一生懸命に穴を掘りましたが、それは浅く、大きな狸を埋めてあげることができませんでした。
仕方なく、小枝や枯葉を拾い集めてどうにか狸の体を覆い、4人で手を合わせて帰路に。
悲しそうな子供たちの顔。
私は声をかけることができませんでした。
今でもそこを通るときには、子供たちは手を合わせています。
不遇な狸の魂を想って。
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